華やかで美しいバラは「花の女王」として称賛され、プレゼントとしても人気がありますね。
バラはその色や本数、咲き方や組み合わせによって、さまざまなメッセージを持つことをご存じでしょうか?
適切な色や本数、組み合わせを選ぶことで、相手を喜ばせるバラのブーケを選ぶことができるんですね。
この記事では、愛と美の象徴でもあるバラの花言葉について説明していきます。
色によって変わるバラの花言葉
バラの花言葉は、その美しさから「愛」と「美」を象徴しています。
バラは長年にわたり、「愛」と「美」のシンボルとされてきました。
そして、バラの花言葉は、色や咲き方、部位、組み合わせによって異なります。
バラにはいろいろな色がありますが、この項目では黒色、青色、黄色、ピンク色、紫色について解説しますね。
黒いバラの意味
「ブラックローズ」とも呼ばれる黒いバラは、
「永遠の愛」
という、誰もがあこがれてしまう花言葉があります。
そのため、黒いバラは大切な人へのプレゼントとして適しており、赤やピンクなどの明るい色のバラとは異なる特別な印象を与えますね。
特に、信頼関係のあるパートナーや夫婦間で深い愛情を表すのに最適です。
青いバラの特別な魅力
青いバラはその珍しい色彩で「奇跡の花」とも称されています。
青い色素を持つバラは自然界には存在しないため、かつては「不可能」「実在しない」という花言葉が付けられていました。
しかし、2002年に日本の科学者たちの努力によって、遺伝子工学の進歩により初めて青いバラが開花したんですね。
この「ブルーローズ」は世界中で注目され、
「夢が叶う」
「愛の祝福」
というポジティブな花言葉を得ました。
青いバラは、新しい夢や希望、未来への架け橋とされ、人生の新しい始まりや大切な節目に最適です。
黄色いバラの意味とは
元気で明るい印象の黄色いバラですが、恋愛に関してはあまりお勧めできない花言葉を持っていて、恋人への贈り物としては適していないとされています。
一方で、黄色いバラには以下のような肯定的な意味もあるんですね。
「思いやり」
「幸福感」
「温かさ」
これらの意味から、黄色いバラは友人や知人への贈り物に適しています。
ピンク色のバラの花言葉
優しい印象のピンク色のバラは、以下のような肯定的な花言葉を持っています。
「かわいらしい」
「高貴」
「心の温もり」
「充実感」
「深い愛」
「おしとやか」
女性へのプレゼントに最適ですね。
ただし、大輪のピンク色のバラは「新しい命の誕生」を意味することもあるため、贈る相手によっては配慮が必要です。
紫色のバラの花言葉
神秘的な雰囲気のある紫色のバラは、
「尊敬」
「気品」
という花言葉を持っています。
その落ち着いた色合いから、目上の方へのプレゼント、古希や喜寿のお祝いにも適しています。
バラの花言葉の多様性:咲き具合や部位、本数による違い
バラの花言葉は、咲き方や部位、本数などによっても異なります。
蕾の花言葉
バラの咲き具合によって、花言葉は変わります。「蕾」の花言葉を見てみましょう。
白いバラの蕾:「無邪気な恋」
赤いバラの蕾:「純粋な愛情」
部位別の花言葉
バラの棘:「困難の中の幸運」
本数別の花言葉
バラは贈る本数によっても様々な意味を持ちます。
3本:「深い愛情」(夫婦や恋人に最適)
11本:「一途な愛情」(愛する人や両親に)
12本:「愛の告白」(恋愛感情を表現するのに適している)
108本:「プロポーズ」(結婚を提案する際に)
各本数にはそれぞれ特別な意味があり、贈る相手や状況に合わせたメッセージを添えることで、より心のこもった贈り物となります。
12月12日は12本のバラを贈って愛を伝える特別な日
特におすすめなのは12本のバラです。この数は「ダズンローズ」として知られ、1ダース、つまり12本のバラを意味します。
「ダズンローズの日」は12月12日に行われる、愛する人に12本のバラを贈る日です。
この伝統は19世紀初期に始まり、男性が自然に咲く花を摘んでブーケにしてプロポーズしたことに由来します。
日本でも、結婚式でのプロポーズに12本のバラを使う演出が取り入れられていますね。
まとめ:バラの花言葉のメッセージ
今回の記事では、さまざまなバラの花言葉について紹介しました。
もしかすると、色や花言葉が意外なもので驚いた方もいるかもしれませんね。
バラは世界中で愛され、多くの美しいメッセージを持っています。
いろいろな意味が込められていて面白いですね。
贈り物として選ぶ際は、これらの点に配慮して探してみるといいかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。